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東京綜合写真専門学校
第一学科3
年
甲斐啓二郎ゼミ展
2018.11.26 - 12.1
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来春に東京綜合写真専門学校を卒業予定の4人
展。羽田野沙季、王嘉偉、陳伊寧、加藤楓馬。
「Compression
Puzzle」という展示タイトルには、写真という表現が
compression(圧縮)という作業に近いものを感じ命名したとい
う。圧力をかけて
その力 の軸の方向へ対象を小さくしていく・・。
カラーやモノクロ、スナップショット、ポートレイトから風景と被写体は
様々であるが全て
現実世界の時間軸の中で意図的に切り取ったフィクションであり完成物だと
いう。
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ICONA
角井 功・典子
2018.11.19 - 24
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迷路のような街の光と影、長年通い続けたヴェネチィアから
多くのインスピレー ションを得
て生み出
されたオブジェとペインティング。ICONAは、偶像や記号化
され たイメー ジ、[イコン]を表すイタリア語です。
グラフィック・アートディレクター、デザイナーの角井功と角井典子は、
各々舞 台美術、空間
デザインなど幅広いクリエイションに関わり、都市型スローライフ
「ヴェネ ツィア的生
活」にて
衣食住すべてをアートととらえるライフスタイルを提案してい
る。今 回のために制
作した角井功作品と角井典子は長年書き溜めた絵画をフィニッシュアップし
て初 公開する。
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高野 学
2018.11.5 - 17
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昨年は、表参道画廊で大作を発表している。宇宙服を身にまとったキャラク
ター系のうさぎたちなどを主人公に様々な物語を平面に表現している。月と
太陽を画 面に入れ込むことも忘れな
い。重厚な筆致の油彩は、洋画でありながらむしろ現代版琳派のような感覚
で イタリア、フランスなど海外で先行人気を博しているのも理解できる。
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きたずみ きよこ
2018. 10.29 - 11.3
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1980年に田村画廊で初個展、以来数年ごとに個展やグループ展で発表を
続けているきたず
みきよこ。今回は少し久しぶりの展示ということで、MUSEE
Fと同時開催。アメリカやイギリスのシュタイナーカレッジなどで芸術治療
についての研修も受けていて作品には考えさせられる秘密がありそう。
MUSEE Fでは鑑賞者が参加できる展示になるという。
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坂口寛敏
2018. 10.15 - 27
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この秋も美術評論家の故・鷹見明彦氏の企画展作家さんのそ
の後をお伝えする画廊企画展を開 催いたします。
MUSEE
F開設の2002年に初めての鷹見企画の作家として弊廊で展示頂いて以来
6回 目の個展となります。
昨年、東京芸術大学美術学部油画の教授を退官しました坂口先生は、
2005年 からパスカル
へのオマージュを作品に込めていますが、今回、自身の制作に没頭した新作
をご 高覧頂ければ 幸いでございます。
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なでたよう な跡がある
市川詩織・波能かなみ
・堀岡暦
2018. 10.8 - 13
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今春、東京芸術大学美術研究科絵画専攻修士課程(版画研究室)を修了した
3人の展覧会。版
画の未来を担うような三人三様の作品群は版画領域の拡大と現代へのアプ
ローチ とを十二分に
発揮しながらも版画独特の質感や優位性も忘れずにした力作で展示を楽しま
せて くれそう。
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矢 野 里奈
2018. 10.1 - 6
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東京芸術大学美術学部油画を卒業後、同大学院研究室版画専
攻科を修了。結婚・子育を経て
2002年に同大学院美術教育研究生として復学。東京都児童福祉施設にお
いて 絵画・造形療 法を指導し
窮地にいる子供たちを表現してきた。2007年個展では新宿の老舗
酒場「どん底」の後継者として発祥の姿を再構築し歴史を振り返る試み。今
回は 久しぶりの個 展となり新作が楽しみ。
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宮崎 広明
2018. 9.24-29
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2013年からMUSEE
Fにて展示を続けていたが、今回表参道画廊で初めての展示となる。1年の
かな
りの月数を海外で撮影旅行にあてインドの次現在はタイに通いつめていると
い
う。その地その地の空気感を大切に爽やかな風と光を捉えた写真は道行を共
にし ているようで 心地よい拡がりがある。
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宮山 正光
2018. 9.17 - 22
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社会の要請も激減し近年立体と
言うジャンルの造形物を制作する作家は減っているように感じる。
造形作家としての宮山の作品は空気を律する不思議なバランスと浮力のようなも
のを
孕んでいる。研ぎ澄まされた感覚で作り込む数少ない作家の一人といえる。
今回のタイトルは、invisible segment : 不可視の断片。
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竹下 都 企画
剣持 和夫
2018.8.27 - 9.15 ・日休
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今
年も秋のスタートの企画展に竹下都女史をお迎えします。近年80年代が注
目され再 検証さ れていますが、
その作家リストの片隅にややもすれば忘れられてしまいそうな、しかし美術
に対しての強烈な
情熱と現代に通じるセンスを持った剣持和夫に焦点を当てています。今回、
通常企画 展示の2
週間とその前に1週間の公開制作期間を設けました。11月の国立国際美術
館にも出品予定と
いうことですが、東京展示は貴重な機会となるかと存じます。どうぞご期待
ください ませ。
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東京写真月間 2018
SMILE ・フォト倶楽部
2018.6.25 - 6.30
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高円寺にあるレンタルラボSMILEが主催するSMILE・フォト倶楽部
の写真グ ループ 展。2005年から始まった写真展は銀
塩モノクロにこだわった作品などで、メンバーはさまざまな写真展で活躍し
ている。 今回は、岩本龍
夫、金森祐 子、川村 洋太、都筑真理子、萩原修、村山千代子、
Junco、kosuke の8名が参加。
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東京写真月間 2018
田村 玲子
2018.6.18 - 6.23
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版画作家として受賞歴もある田村が写真に転向してから十数年になる。
身近な土地、建造物を取り続けるタイプであるが、作家の写歴の中で作品は
幾つかの異なる興味深い手法がある。
今年4月に初めての写真集(赤々舎より)を出版。出版記念も兼ねて未発表
作品を展 示する。
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東京写真月間 2018
田原 喜久江
2018.6.11 - 6.16
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川崎、横浜の街中を中心に撮影した、いわゆるストリート写真を得意とする
田原。
姿を消しつつある一
時代前の風俗や街並みを捉えた作品と超現代の若者た
ちを捉え た
作品共、現代を時差で生きている
さまざまな風景をみせつけてきた。
今回久しぶりの個展でもパンチの効いた作品が見れそう。
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東京写真月間 2018
板東 尚武
2018.6.4 - 6.9
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弊廊では2013年の個展以来2回目の展示。
1942年生まれの板東は、日芸映像学科を卒業後、広告代理店を経て
DNP企画部 に入社。
現代グラフィックアートセンター副館長を経てクリエイティブディレク
ター、 フォトグラファーとして現役。
今回は水景を追って旅した思い出とともにモノクローム作品で構成、展示。
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東京写真月間 2018
小原真史企画
鶴崎 燃
2018.5.21 - 6.2
・日休
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昨年に続き写真評論家の小原真史氏をお迎えして企画展を開催します。
今年は、10年の歳月をかけ移民をテーマに撮りためた写真集で注目された
1975年生まれの鶴崎燃の写真展。記憶や記録といった写真の本質をつく
ドキュメ ント
等と賞賛された。今回の展示も人間の複雑な現状を追うものか、期待したい。
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湊 七雄
2018.3.26 - 4.7
・日休
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福井大学で教鞭をとりつつ昨年4月からベル
ギー美術アカデミー客員教授として渡欧し研究に
専念している。今年3月の帰国に併せて研究成果を発表展示する展覧会とな
る。
エッチングの溶液に沈むような静寂さとそこに潜むわずかな生命を含有させ
る作品。
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陶芸教室イエロークレイ
作品展
2018.3.519 -
3.24
・日休
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恵比寿にある陶芸教室イエロークレイは、麻布
美術工芸館の学芸員であった齊藤昌一氏が主宰
し、毎年教室の作品展及び会期中に講評会を開催している。
教室の運営方針はそれぞれ
と思うが、イエ
ロークレイでは作品を鑑賞するということを大前提としているように感じ
る。年齢層も広く学 術的な講評会も とても魅力的である。
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Physica -
自然哲学としての芸術原理
岡ア乾二郎
白井美穂
松浦寿夫
2018.3.5
- 3.17
・日休
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故鷹見明彦氏の企画作家を招いての画廊企画展。今回は、
2010年に展示した白井美穂を中 心に構成された3人展。
武蔵野美術大学客員教授の岡ア乾二郎と東京外語大学教授でもある松浦寿夫
の強 力なパート ナーが加わる。 MUSEE
F
の会場と併せダイナミックな作品が展開されそうな予感。乞うご期待く
ださいませ。
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世田谷木版画教室
版から 14の表現
2018.2.26 - 3.3
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世田谷にある木版画教室。前身は多摩美術大学生
涯教育の版画コースで、その当時から指導に当たる版画家の大塩紗永の影響
もあり学術的な専門技術も授業に組込むなどレベルの高い仕上がりの作品が
多く見ごたえのある展覧会。こちらでの展示は今回3回目となり、講師陣の
特別出品も予定していて充実した展覧会となりそう。
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WAG 2018
2018.2.12 - 24
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2014年から始まり今年5回目を迎える《WAG》は、和光大学主催の表現学部芸術学科在籍3年生の選抜グループ展です。のびのびとした教育方針の中、自
由な発想で「和光アート」を表現していきます。絵画、版画、インスタレー
ション、写真とジャンルも様々な展示と なります。
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今江ひとみ
2018.2.5-10
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女子美術大学芸術学部洋画専攻版画コースを卒
業、現在同大学院研究科博士課程版画研究領域 在籍の今江ひとみの2回目 の個展。淡い色調の作品画面には日常の
何気ない記憶の中の風景がゆっくりとした時の流れとともに蘇りささやかな
幸福感が感じられ る。
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阿野理香・永野真
羽
コラボ二人
展
2018.1.29-2.3
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阿野理香は、和光大学人文学部文学科卒業後京
都造形大学大学院修士課程修了。しばらくのブ
ランクを経て2013年から作家活動に復帰した。精力的な発表を続け、母
校で親子ほど
も
歳の違う永野真羽と意気投合し二人展開催を約束し、今回二会場を使ってコ
ラボ二人展を実現 させる。
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菊畑保雄
2018.1.15.-27
・日休
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明治大学大学院理工学研究
科創造専攻の倉石信乃ゼミ生による修了展示。
表参道画廊では寺畑保雄写真展、MUSEE
Fでは中原健仁の映画展を開催します。本展では二人とも昨年の展示の延長
にあり修了の区切りの作品となります。20歳代の視点で捉えた、
大都市東京の風景を撮影した写真と若者たちの日常の
ストーリーを作品化した映画。
会期中、1/20(土)と
26(金)にトーク・ イベントを予定しています。
講師は、渡邊太氏(社会学者・大阪国際大学講師)と北島敬三氏(写真
家)。
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