Trait d'union 21


    九木元拓企画田中孝太郎展   2004.7.4〜7.9

 

 


>企業法人とアーティストとの関わりを探る画廊企画展。花材オアシス、ウールマーク、car graphic、など毎年法人の特色をいかした展示を展開している。今年は、早稲田大学人間科学部人間健康科学科卒業後、三菱綜合研究所の研究員としてまたNPOアートミーティングポイントを運営し、今春東京芸術大学美術研究科先端芸術表現専攻を修了した九木元氏をキュレターとして迎え、ゲーム論考サイトで活動している田中孝太郎の観客参加型インスタレーションの展示。
■ドットインパクト 田中孝太郎〔リアル・タイム・マシーン〕展 2005年7月4日(月)〜7月9日(土)  12:00〜19:00(最終日は〜17:00) オープニングパーティ:7月4日(月)17:30〜

http://realtimemachine.dotimpac.to

 専用サイト:http://unrealtime.dotimpac.to/
■「リアルタイム」とはコンピュータが生み出した言葉と言っていいでしょう。 すべてがあるがままのはずの現実世界と私たちとの間にコンピュータが介在する とき、物事が起こるタイミングが「リアル」であるかが問われはじめてしまうの です。そして既に「リアルタイム」の世界に生きる私たちにとって、光速度の限 界をはじめとした現実の遅延は、むしろ「現実感」を後退させるものになってい るのではないでしょうか。まるで、ふいに時間を飛び越えてしまったかのよう に。
■本展ではコンピュータゲームを題材に、「遅れた現実」を体験できる作品を展 示します。「リアルタイム」に慣れてしまった私たちがそれらに抱く違和感が、 私たちの「現実感」の輪郭なのです。
dotimpact 田中孝太郎:
大学院在学中、コンピュータゲームのインタラクティヴメディアとしての可能性 に焦点を当てたゲーム論考サイト「dotimpact」を立ち上げ人気を得る。その後 ソフトウェア会社プログラマを経て、女子美術大学短期大学部情報メディア研究 室にてインタラクションデザイン、プログラミング授業のサポートを行う。現在 女子美術大学短期大学部情報メディア研究室非常勤講師。