東京写真月間呼応展 任田進一

    

企画:表参道画廊    
会期:2005.6.13-18

 

 

 

 



約10年間、商品パッケージのデザインを作る仕事に関わっています。以前カップラーメンを作りました。その時に、ラーメンの写真をデザインに入れる事が多かったのですが、大抵クライアントから、「製品の色をもう少し・・」と色修正指示を受けていました。私としては、忠実に撮影しているつもりなので疑問でした。けれども考えてみれば、消費者が中身の製品の色を正確に把握する事は難しく、より美味しそうなシーンであれば、うれるにちがいなく、正直に撮影するだけが方法ではないと知りました。誰もが思う理想の色というモノがあって、そのエリアは曖昧ですが、模索する価値はあると考えました。例えば、商品に限らず、空の青や血液の赤など、人の感覚によって様々にある色も、人の記憶として共有している色があるのかもしれません。また、そういった記憶に眠っている色感覚を刺激するような事がでkれば、当たり前の光景が、どこかかわって見えるかもしれないともおもえたのです。私が、なんでもない雑草を撮影するきっかけはこんな経緯です。見なれている姿から、見なれない表情が引き出せる素材と考えました。皆様が記憶している、植物の色や情景を思い出しながら、見て頂ければ幸いです。  2005.4 任田進一 



略歴

1971 神奈川県生まれ
1995 武蔵野美術大学卒業
1995 第45回モダンアート展/東京都美術館
1995 JACAビジュアルアート展/伊勢丹美術館
1995 パルコ アーバナート#4/渋谷パルコギャラリー
2000 第5回ART公募2001/新木場倉庫ギャラリー
2000 まるごと美術館/千葉、旧長谷川病院跡
2001 国際シンポジウム/リトアニア、ニダ、ヴイリニス
2002 INAXギャラリー/京橋
2003 表参道画廊
2004 0号展 トーキョーワンダーサイト/水道橋
2004 トーキョーワンダーウォール展/東京都現代美術館
2005.6 東京写真月間/表参道画廊
2005.10 個展トーキョーワンダーサイト/水道橋(予定)
1996-2005 個展多数。