画廊選抜展

鈴木千歳×石田文 二人展


2008.9.22-27

会場:表参道画廊 








○ 鈴木千歳 (Chitose Suzuki)

ちかごろよくぎょっとするのは 十年ぶりの田舎暮らしのせいでし
ょうか。 シンプルな線にふちどられた景色や 気配だけのケモノの
ことは もちろんよく知っているはずでした。 あるとき、のんきな
たんぼ道 苗の青と空の青が永遠に続くだけの世界に 猛然と走り去る
真っ赤なアタマに青いクビ 「風景」の整理場所を、決まりきった
寝床から引きずり出し覚醒させる キジの登場でした。 単調だと思
っていた中に突然異質なものをみとめたとき、ぎょっとして 拒絶
したり受け入れたり そのときの、眼の動き、無意識や反射による
動き、窺うこと、話すこと、コミュニケーション・ギャップ
そういうものに興味があり お茶を飲み話したり、 ものをつくった
りするのかもしれません。



略歴
1979  新潟生まれ
2002  多摩美術大学美術学部版画科卒業
2004  多摩美術大学美術研究科博士課程前期修了
現  在  新潟市にて制作活動

[展覧会]
2002  ぶつぶつ奇想天外展 (表参道画廊)
2001  欅の森美術展 (東京農工大学)       
      WWFJapanチャリティー展 (表参道画廊)
2002  卒業制作展 (銀座.すどう美術館)     
      .....展 (新宿.パークタワーホール)        
      国際交流展 (タイ.シルパーコン大学)       
      版画3人展 (新潟.A.box)
2003  第3回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ 〔奨励賞〕   
      3initiations (表参道画廊)       
      ロクメンタ (銀座.LIVE) 2004  
      修了制作展 (文房堂ギャラリー) 毎日のすがた展 (新潟.りゅーとぴあ)
      Under 30 −期待の新人たち?展 vol.4 (新潟.楓画廊)  
      Horizon (練馬区美術館) 
2005   企画展(表参道画廊.楓画廊)      
      WWFJapanチャリティー展 (表参道画廊)
2006   画廊企画:個展 サンドストーム(表参道画廊)


[作品収蔵] シルパーコン大学 雪梁舎美術館






 鈴木千歳
「girls」2005 227.3×181.8cm 
 キャンパスに版表現











石田 文 (Fumi Ishida)

何の変哲もない光景になぜか安らぎを感じることはないだろうか?
いろいろな現象が目の前で起こり、変化を続けている。 しかし私
の頭の中は見えそうな見えないものや、 ここにはない明日を心配
するしがらみでいっぱいで実際目にしている光景には頓着しない
こともある。 しかし、ふと、普段気にも留めないすべての些細な
事柄こそが 確かなことで、いつも変わらずに全身を包んでいると
いう喜びを体感する。 言葉にしたらきっとそういうことなんだろう。
私はそんな断片を記録するように描いている。





略歴
1985年 東京都出身
2004年 東京造形大学 造形学部美術学科 入学
2008年 東京造形大学 造形学部美術学科 卒業



2005年 『夜の訪問者』(俳優座劇場)       
      『nodeにて展』(東京造形大学絵画棟自主企画運営展示スペースnode)
2007年 『総天然色の無意識』展(アートプログラム青梅2007)
        『東京造形大学 絵画科大博覧会』(東京造形大学)
2008年 『Zokei展』(東京造形大学)      
  『東京五美術大学連合卒業制作展』(国立新美術館)  
     

 
 



 石田 文
「洗濯物」2006   80.5×115.5cm