Trait d'union 21
 
 今泉省彦 遺作展





会期=2011年7月4日[月]−7月16日[土]
会場=表参道画廊
企画=表参道画廊
協力=今泉栄子・遠藤昭
後援=美学校









 思い出は思い出としてのみあらしめよ
           1931-1943 今泉省彦

 永遠の男の子今泉省彦は、永遠のデッサン家である。
人生にもデッサンだけを残す覚悟で、キャンバスその他の
大仕掛けの絵の具類は持ち歩かない。素手で歩いた満州平野
と武蔵野の跡にはデッサンだけが浮かび上がる。それが
何のためのデッサンかと思うところで、いささか無気味に
させられる本である。
                      尾辻克彦
    ービッグ・パレード 今泉省彦  帯書きよりー
         刊行・赤組  昭和58年3月1日 発行
           
  









「空に浮かんだ冥い窓」
1996.9  画廊春秋 個展出品作







ーカロンの舟ーより
2001.10.1-13 表参道画廊企画展




さて、タブローという内閉した概念にこだわるかぎり、地球からの逸脱は球体内 イクォール宇宙内にとじこめられることであるとして、さらにそこからの逸脱は不可能なのであって、描かない画家が 存在し得るそれは限界であるのです。遂に成立せず、イリュージョンとしてわずかにうかがえるタブローとは、タブロー イリュージョン又はイメージとしての符号あるいは模型であって、その展示とは実体としてのイリュージョン又はイメージ の媒体としてのオブジェの展示のことであって、この媒体性をさらにどこまで拡大出来るかという点に賭けることにしか 血路は恐らくないのです。

(今泉省彦《彼らのそれは思想伝達の具たり得るか》形象8号 1963年より)




今泉省彦追悼展その他の会場と会期

アートコンプレックスセンター:7/5 (tue)-10(sun)11:00-19:00
土日画廊          :7/7 (thu)-17(sun)12:00-19:00
ギャラリー香染美術     :7/11 (sat) - 20 (thu) 11:00-19:00 日曜休
Para GLOBE         : 7/12(tue) - 23(sat)13:00-20:00