View of the bottomless ー底なしの眺めー

   野堀 佳代子・吉田 愛 二人展

 





会期=2012年3月26日[月]-3月31日[土]
会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)








◎野堀 佳代子 NOBORI Kayoko            


私にとって制作とは
視覚を通して世界のわからなさに触れる試みだと思っています。

わからなさあいまいさという空白を、
持続させながら存在として揺らぎ立ち上げていくこと。

それによって世界に付加される奥行きの中には
何か原初的な普遍性のようなものがあるような気がしています。





経歴
1983   茨城県生まれ
2007   東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2009   早見芸術学園造形研究所日本画塾 卒業

展示履歴
2007    2人展「ループホール」 月光荘画室2 / 銀座
     卒業・修了制作展  東京都美術館 / 上野
     取手市長賞受賞
2008   日本画塾一年次修了展「Grope」 北鎌倉アトリエ / 北鎌倉
     「 第44回 神奈川県美術展 」 神奈川県民ホールギャラリー / 横浜

個展
2008  「三秒の旅」 MUSEE F+表参道画廊 / 青山
2009   日本画塾卒業制作展 「 View of expression」 ギャラリーなつか / 銀座







野堀佳代子
「Echo」2011
297x210mm
パネル 膠 キャンバス アクリル絵具 水晶末










◎吉田 愛   YOSHIDA Ai             
 http://www.yoshidaai.com


「おもいどおり」にいかない事。生きてゆく時には何度もこの問題に出くわす。
滲み留めされていない紙を使い、墨と水を利用して描く工程は直しがきかない。そう、「おもいどおり」にいかない一発勝負だ。その場の湿度や紙の乾燥具合により、染み込む水分量に違いが出てくる為に毎回同じようには描けない。しかし、水と紙と墨を感じながら一筆一筆置くこの瞬間が、彼らとの会話が楽しいのだ。そして厚手の紙を使う為、浸透した墨が紙の中心で留まるのだが、その現象がこれまた「おもいどおり」には見えないのだ。ピントが合わずに目をこらす。直接見た人にしか感じられない質感を、是非目の前に感じて頂ければ嬉しい。「おもいどおり」にいかない風景を。





経歴
1982   東京都生まれ
2001   都立芸術高等学校美術科日本画科 卒業
2005   安宅賞受賞(安宅奨学基金)
2007   東京芸術大学美術学部日本画専攻 卒業
2009    東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻 修了

展示履歴(個展)
2007 「-y o u-吉田 愛展」MUSEE F / 青山
2008 「flowers」MAXIVIN(フランス料理店)/ 六本木
2009 「flowers」Coccinella(イタリア料理店)/ 中目黒
   「吉田 愛展」exhibit Live&Moris gallery / 銀座 
2010 「吉田 愛展」RA.KU.RA / 中目黒
   「白い風 吉田愛展」caf? gigi / 台場
2011 「チラチラ ヒラり 吉田 愛展」壌 泡組 / 赤坂

グループ展(多数開催)

装丁画
・『The Lancet Oncology』イギリス出版医学専門誌3月号表紙作品
・『ヤシガラ椀の外へ』ベネディクト・アンダーソン著、NTT出版より2009年7月出版
・『めのと』植松三十里著、講談社より2009年10月出版
・『誇り高き老女たちの食卓』本間千枝子著、NTT出版より2009年12月出版









  


吉田 愛
「Flower BOX」 2011
55x55x39mm(各)
枡 雲肌麻紙 墨