東京写真月間2012 増田玲企画

 勝又邦彦 dimensions 
   





会期=2012年6月4日[月]-6月16日[土]日曜休廊
企画=増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)+表参道画廊

会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)


トーク・イベント=6月9日(土)15:00〜
対談|勝又邦彦 x 増田玲
入場無料

作家HP: http://www.kunihikok.com/   









風景を軸に、光や時間、場所、そこに住まう人間の存在などへのまなざしを、写真というメディウムを介在させることで、知的で繊細な映像/思考へと結びつけてきた勝又邦彦。その多彩な仕事から選ばれた、都市をフィールドとした四つのシリーズで、本展は構成されます。

「skyline」は世界各地の都市で、建築群と空の接する「ライン=線」を遠望する連作。

「screen」は夜の都市のさまざまな壁面を「スクリーン=面」に見立て、そこに現われたイメージ=影をとらえたシリーズ。

「Hotel's Window」は表題どおり、ホテルの客室とその窓からの眺めをめぐる作品。窓を通して「とざされた客室=空間」に去来する光の記憶は、写真/カメラというメディウムのあり方そのものを連想させます。

 そして未発表の新作「cities on the move」では時間と運動というエレメントが介入します。

 都市東京の一角にある小さな空間に用意された四つのステップをたどるとき、私たちはすでに、写真と都市をめぐる勝又邦彦の深い思考の空間へと導かれているかもしれません。













□作家略歴
勝又邦彦 かつまた くにひこ
静岡県生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
インターメディウム研究所修了。

大学在学中より絵画、写真、映像作品など多彩な創作活動を行う。
2001年さがみはら写真新人奨励賞、2005年日本写真協会新人賞を受賞。


□主な個展およびグループ展
[個展]
「Skyline」(Pastrays、横浜、2004年)/
「硫黄島へ -玉砕の島Vol.1-」(銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン、2005年)/
「Dwelling」(世田谷美術館主催:世田谷美術館区民ギャラリー、世田谷文化生活情報センター生活工房、東京、2008年)

[グループ展]
「Photography 写る、写す 7人の現代作家」(大阪府立現代美術センター、2001年)/
「写真の現在2サイト-場所と光景」(東京国立近代美術館、東京、2002年)/「YOUNG JAPANESE LANDSCAPE」(MOYA、ウィーン、オーストリア、2007年)/
「風景考」(SATOSHI KOYAMA GALLERY、東京、2012年 [港千尋との共同企画])














Hotel's Window, Rome,2005






Screen, 2001










□勝又邦彦(かつまた くにひこ)

静岡県生
1998年 早稲田大学法学部卒業
インターメディウム研究所修了
大学在学中より絵画、写真、映像作品など多彩な創作活動を行う。2001年さがみはら写真新人奨励賞、2005年日本写真協会新人賞を受賞。 



〔個展〕
2009年  「Skyline」 (冬青社:ギャラリー冬青、東京)
     「勝又邦彦展」 (ブルームギャラリー、大阪)
2008年  「Dwelling」(世田谷美術館主催:世田谷美術館区民ギャラリー、
             世田谷文化生活情報センター生活工房、東京)
2006年  「Natura Morta」 (ライカギャラリー・ソルムス、ソルムス、ドイツ)
2005年  「Iwojima」 (ギルドギャラリー、大阪)
     「硫黄島へ -玉砕の島Vol.1-」 (銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン)
2004年  「Skyline」 (Pastrays、横浜)
2001年  「Unknown Fire」 (Studio J、大阪)
2000年  「Phases」(The Third Gallery Aya、大阪)
1999年  「Phases」(コニカプラザ、東京)
1998年  「天使とともに瓦礫の山の中を」 (ギャラリーテオリア、大阪)
      Light-Sight  (ギャラリーくるせ、大阪)  
      | × |  inside-outside


〔グループ展・その他〕
2010年 「126 POLAROID - さよならからの出会い -」
             (横浜美術館、アートギャラリー1、横浜)
    「Art Trip」(カッシーナ大阪、大阪) 「超京都」(杉本家住宅、京都)
    「東洋と西洋の出会い」(イタリア文化会館、東京)
    「Art Fair Tokyo 2010」(東京国際フォーラム、東京)
    「AIPAD The Photography Show New York 2010」
                (アーモリー、ニューヨーク、USA)

2009年 「さよならポラロイド」(Art Trace Gallery、東京)
    「Art in Dojima 2009」(堂島ホテル、大阪)
「Art Fair Tokyo 2009」(東京国際フォーラム、東京)
    「AIPAD The Photography Show New York 2009」
                 (アーモリー、ニューヨーク、USA)

2008年 「Paris Photo 2008」(ルーブル美術館カルーゼル翼、フランス)
    「所蔵作品展」(東京国立近代美術館、東京)
    「Art in Dojima 2008」(堂島ホテル、大阪)
    「Art Fair Tokyo 2008」(東京国際フォーラム、東京)
    「AIPAD The Photography Show New York 2008」
               (アーモリー、ニューヨーク、USA)

2007年 「Paris Photo 2007」(ルーブル美術館カルーゼル翼、フランス)
    「YOUNG JAPANESE LANDSCAPE」(MOYA、ウィーン、オーストリア)
    「Art in Dojima 2007」(堂島ホテル、大阪)
    「Art Fair Tokyo 2007」(東京国際フォーラム、東京)
    「AIPAD The Photography Show New York 2007」
                (アーモリー、ニューヨーク、USA)

2006年 「Paris Photo 2006」(ルーブル美術館カルーゼル翼、フランス)
    「Art in CASO 2006」(CASO、大阪)
    「New Visions of Japanese Photography」
               (雅巣画廊、上海、中華人民共和国)
    「上海 Art Fair 2006」
    「Art Fair Tokyo 2006」(東京国際フォーラム、東京)
    「AIPAD The Photography Show New York 2006」
                (アーモリー、ニューヨーク、USA)

2005年「Art in CASO 2005」(CASO、大阪)
    「Paris Photo 2005」(ルーブル美術館カルーゼル翼、フランス)
    「Art Fair Tokyo 2005」(東京国際フォーラム、東京)
    「Japanese Photographers」(ライカギャラリー、東京)
    「Photo San Francisco 2005」(サンフランシスコ、USA)
    「日本写真協会賞受賞者作品展」(フジフォトサロン、東京)
    「AIPAD The Photography Show 2005」(ヒルトン、ニューヨーク、USA)

2004年 「Paris Photo 2004」(ルーブル美術館カルーゼル翼、フランス)
    「Vision Quest」(CET04企画展、Re-know、東京)
    「バーゼル・アート・フェア(SCAI THE BATHHOUSE)」
                 (バーゼル、スイス)
    「AIPAD The Photography Show 2004 (Picture Photo Space)」
                 (ヒルトン、ニューヨーク、USA)
    「常設展」(The Third Gallery Aya、大阪)

2003年 「フォトドキュマン2003『世界のふるえ、世界のふかみ』」
                  (杜のホールはしもと、神奈川)
    「明倫茶会」(京都芸術センター、京都)
     「バーゼル・アート・フェア(SCAI THE BATHHOUSE)」
                       (バーゼル、スイス)
    「2002年度ヤング・ポートフォリオ展」
                 (清里フォトアートミュージアム、山梨)
     「GIFT/WINTER SHOW」(SCAI THE BATHHOUSE、東京)

2002年 「写真の現在 2 サイト−場所と光景」(東京国立近代美術館、東京)
    「フォトシティさがみはら2001 プロの部入賞作品展」
                  (新宿ニコンサロン、東京)
    「風景の余白に:写真」(東京日仏学院、東京)

2001年 「フォトシティさがみはら2001 受賞者 作品展」
                 (相模原市民ギャラリー、相模原)
     「Photography 写る/写す 7人の現代作家」
                 (大阪府立現代美術センター、大阪)
    「trans/port」(CASO、大阪)

2000年 「豪華粗品」(金沢市民芸術村、金沢)
    「変奏」(セシリアサロン、芦屋)
    「fantome」(島之内教会/SUMISO、大阪)
    「Satellicon」(神戸ファッションミュージアム、神戸)

1999年 「『Compact Disk』V.A〜CDというメディアの饗宴〜」
                (神戸アートヴィレッジセンター、神戸)
     「アルテッツァ・アグレッシブ・アートリウム "「高貴」哲学という
     第五のエレメント展"」(椿昇氏との共作、スパイラルガーデン、東京)
     「The Opening of Factotum」 (Factotum、大阪)
     「im Roten Raum」 (AT SALON、大阪)

1998年 「ART OF DECLINE」 (GPOD、大阪)
    「ANONYMOUS TRAUMA」('a.k.a.'、ロンドン)
    「納涼!お化け屋敷」ツアー (GPOD、大阪)
    「KOBE 1998 Night Light Sight」 (生田神社、神戸)
    「しゃしんバス ドキュメント」(The Third Gallery Aya、大阪)
    「The Revealing Bag」(旧精華小学校、大阪)
    「写真に住む」(大阪球場住宅博内 ミサワホーム CENTURY 3、大阪)
    「across/contact or miss」(ギャラリー・ラ・フェニーチェ、大阪)

1997年 「Clone Party in Japan」(神戸ファッションマート、神戸/アルス・
     エレクトロニカ公式ネットワークイヴェント/ リンツ、ベルリン、パリ、
     ローザンヌ、サンフランシスコ、神戸、同時開催)



〔受賞〕
2005年 日本写真協会新人賞
2001年  さがみはら写真新人奨励賞


〔コレクション〕  
SFMOMA サンフランシスコ近代美術館(USA)
東京国立近代美術館
世田谷美術館
沖縄県立博物館・美術館
上海視覚芸術学院(中華人民共和国)
相模原市(神奈川県)
清里フォトアートミュージアム(山梨県)