Unmeasurable Sole

大野雅人 写真展
 






会期=2012年12月10日[月]-12月15日[土]
会場=表参道画廊+MUSEE F
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)












 ニュースは時間と共に消費されてしまうことに疑問を持ちながら
報道の仕事を続けていた。取材中、横断歩道を歩く人々の足下を見
つめていたら、さまざまな人々の、その多様な歩き方に、個々の生
き方を感じ、休日には腰の位置からヒップショットで歩く人々を撮
るようになった。そこに写し出された女性の脚の美しさに心奪われ、
ポートレート、肌、静物へと思いつくまま写真を撮り始めることと
なる。そして、私は報道の職を離れ、消化されない普遍的な作品を
生み出したいという自分の欲求に気付く。ピカソは、1937年、
ゲルニカという作品を通して、ナチスの空爆を受けるゲルニカの街
の悲劇を伝えようとした。ゲルニカの悲劇は、現在も世界のどこか
で起こり続け、美しく、悲劇的な地球と人類の姿が、今日もメディ
アを通し消費され続けている。








「untitled」 2012

































■大野雅人 (おおのまさひと)     

 1983年東京、関東と関西を往来する転勤族一家の次男として
生まれる。13歳でペンタックスを片手に航空機写真を撮り始めた
のが、その後レンズアートの道を歩むきっかけであった。米国の
大学で映像とアートを学び、卒業。ブルームバーグ東京支局を経て、
ロイター通信社テレビ部に入社。アジア地域のさまざまなニュース
取材にプロデューサー及びカメラマンとして携わる。現在は報道の
職を離れ、スチルカメラを手に自身の写真を撮り続けている。