末房 貞樹 個展


    


会期=2016年5月16日[月]-5月21日[土]
会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)







飴色の蝉の抜け殻に触発されて、身の回りの様々なものの抜け殻を作りたいと思い、空き瓶やホース、あるいは 道路のひび割れたアスファルトなどに和紙や中国紙を押しあて、その形状を写しとってみた。外形だけを残し実 態を失ったそれらのものは驚くほど軽く、そのはかなさと手触りが心地よかった。

この軽さは何かに似ていると思った。死者を火葬した後の遺骨の軽さだと感じた。着衣も皮膚も、水分もタン パク質も、記憶も思考も感情もすべてなくした清潔な美しさだ。

そのような思いを表現したいと思い作品を作ってきました。
ご高覧いただければ大変幸せです。










□末房貞樹 略歴

1944年横浜に生まれる。
1970年に東京芸大日本画専攻を修了。

2014年全国和紙画展 銀賞
2015年全国和紙画展 入選











「時間」和紙、中国紙 91x100cm 2014