表 参道画廊+MUSEE F 企画展
     
 

  
安藤孝浩 個展
  Takahiro Ando Solo exhibition

    

 



会期=2019年3月4日[月] - 3月16日[土]・日休
会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00 (最終日17:00まで)
企画=表参道画廊+MUSEE F
        




 今 年も故鷹見明彦氏の企画作家さんのその後をご紹介する画廊企画展を開催いたします。

 1965年生まれの安藤孝浩は、1991年に東京芸大油画を卒業。その年にワタリウム美術館での 
「ボイスを考える部屋」展に出品。その後様々な現代美術公募展などで賞を受賞し、フィリップモリ スアワード2002 ザ・ファースト・ムーブ展に出品するなど現代美術の潮流の先端を担った。弊廊では2002年のMUSEE F開設記念展《LUMINAS / 光の振幅》(鷹見明彦企画)に出品。知的好奇心を原動力に
制作された作品は工学的な装置を利用することによってフィクションと現実の世界とを行き来する 
特異な空間を併せ持っている。
2007年ICCでの展示以降は制作の視点がより遠くの風景から天空へと移され現在の活動に繋がっ ている。画廊空間での展示は久しぶりでどのような発信になるか楽しみである。



安藤孝浩 個展  Takahiro Ando Solo exhibition

とても静かな 夜、遠方から聞こえてくる鉄橋を渡る電車の音。 
ウトウトしながらその音を聞いていると、そこに私はいないのだが鮮やかに鉄橋周辺の風景の映像が見えて くるようであり、空間の広がりまでも音で感じられるのである。
実際に鉄橋の近くで電車を見ている時の方が、その風景を集中して見れていないし、広がりも感じられてい ないのだ。 たくさんの物が見えてしまうし雑音も多く情報が多すぎるのかもしれない。
物事を理解するときに解像度を上げることと同時に情報を整理することはとても大切である。ただ眺めるの ではなく、どのように見るのかといった見方を決めることが先決なのだろう。
               
                2019.2                  安藤孝浩










・お地球見 英:Blue Earth Gazing
 制作年 2012年
 サイズ 可変サイズ
 素材 映像作品 7分 37秒 
 製作者Takahiro ANDO / JAXA 

 ※この作品は2009年から2012年にかけて宇宙航空研究開発機構 (JAXA)により行われた文化・人文社会科学利用パイロットミッションの1つ。宇宙ステーション の微小重力下における水の振る舞いを通して、地球を眺めるといった日本のお月見文化を逆転させた案 をアーティストの安藤とJAXAが企画し、2012年にISS国際宇宙ステーションの日本実験棟 「きぼう」の中でカナダ人宇宙飛行士のクリス・ハド・フィールド氏により実施された宇宙アートの映 像。
 








・生物フォトン “雑草”  英:Biophoton ”weed”
   制作年 2018年
 サイズ 可変サイズ
 製作者 安藤孝浩
 素材 ビニールハウス、雑草、土、不織布、光電子増倍管、ライト、他
 




◇安藤孝浩 
1965 東京生まれ
1991 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2004 – 2008 東京藝術大学絵画科油画 教育研究助手
2009 – 2012 東京藝術大学非常勤講師/2009-2012宇宙航空研究開発機構( JAXA)とのコラボレーション文化・人文社会科学利用パイロットミッション『お地球見』 ISS国際宇宙ステーションにて実施




2016〜2018「天空の芸術祭」(長野県東御市)
2014「ミッション[宇宙×芸術]−コスモロジーを超えて」(東京都現代美術館)
2013「六本木アートナイト2013 TRIP 今日が明日になるのを目撃せよ。」(六本木ヒルズ毛利庭園)「浜松ホトニクス60周年感謝ウィーク 光と遊ぼうinソラモ」(ソラモ浜松市ギャラリーモー ル)
2011「文化庁メディア芸術祭 巡回企画展 in 宮崎」(みやざきアートセンター)
2009「神戸ビエンナーレ グリーンアート」展
2007「サイレント・ダイアローグー見えないコミュニケーションー」(NTTインターコミュニケー ション・センター [ICC])





共同研究(宇宙航空研究開発機構 JAXAとのコラボレーション)
2009〜2012 文化・人文社会科学利用パイロットミッション『お地球見』 ISS国際宇宙ステー ション

受賞歴他
2009   神戸ビエンナーレ グリーンアート展 奨励賞
2008   01SJ Prix Green for Environmental Art(アメリカ) ノミネート
2005    第9回文化庁メディア芸術祭 審査委員推薦作品

主な講演会
2014   JAXA 無重力空間では何が起こるの? 芸術と宇宙の新たな可能性 
       多摩六都科学館サイエンスエッグ
                 文京区立第9中学校 講演会 JAXA &安藤孝浩
2013   六本木アートカレッジJAXA presents宇宙時代における日本の独創性


主要参考文献
2011 『ASIAN POINT CONTEMPORARY ART MAGAZIN VOL.3』 The Center of Visual Art boda, pp.132-pp.137
2010  『 Art + Science Now 』 Thames & Hudson出版 Stephen Wilson [著] pp.93
2007 『サイレント・ダイアローグー見えないコミュニケーションー』 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、pp.64-69 pp.89-90pp.89-90