Ghosts for Corpus
肉体たちのための亡霊

矢尾伸哉 インスタレーション


 



会期=2019年10月28日[月] - 11月2日[土]
会場=表参道画廊
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)
   


      




 Ghosts for Corpus
肉体たちのための亡霊




 ヴァーチャル・リアリティという言葉があります。何がヴァーチャルで何がリアルか区別できないし、す るつもりもない、という潔い言葉ですね。
 さて、亡霊はヴァーチャルでしょうか、リアルでしょうか。例えば、「あなたは亡霊がいると思います か?」と尋ねられたら、どう答えるでしょうか。そこに「いる」ようでいて「いない」、「いない」ようで いて「いる」。そういう存在が亡霊なのではないでしょうか。肉体が「ある」ようでいて「ない」、「な い」ようでいて「ある」。

 イメージというものもまた、そこに「ある」ようでいて「ない」、「ない」ようでいて「ある」、そんな 亡霊的な何かなのかもしれません。アートは「作品」という肉体を持っています。そのイメージは、その肉 体に取り憑いている亡霊のような何か、とでもなるのかもしれません。今回の作品は、そういった関心空間 をめぐるものとなります。

 古代ギリシア語で作品という語はエルゴン(ergon)と言いますが、アリストテレスという哲学者 は、現実をエネルゲイア(en-ergon)=作品状態にあるもの、とみなしました(極論すれば、です が)。まわりは全てこれ作品、というアイデアは、なかなか楽しげです。まあ、そうなると、別にアートな んていらない、という話になるかもしれません。

                                                              矢尾 伸哉











Ghosts for Corpus    -   肉体たちのための亡霊




◻︎矢尾伸哉

1969年生まれ。
写真・映像を中心として、視覚的アーカイヴをテーマとした作品を制作・発表。


個展
2019   表参道画廊+MUSEEE F
2018   MUSEE F
2017   MUSEE F
2016   表参道画廊
2015    表参道画廊
2013   表参道画廊
2012   MUSEE F
2011.2  MUSEE F
2011.11  MUSEE F
2008   西瓜糖
2007.2,7,8   西瓜糖
2006   西瓜糖


グループ展
2014 表参道画廊
2012 表参道画廊
2006
 豊科近代美術館
2005 Gallery ART SPACE
2004    前島アートセンター
2004  Gallery ART SPACE