大 家  泰 仁 展 

          ー 影像 / ヴィジョン ー

 



会期=2021年10月4日[月] - 10月9日[土]
会場=表参道画廊+MUSEE F
時間=12:00-19:00(最終日17:00まで)

      





影像 / ヴィジョン

私の制作は画面全体を鉛筆で黒くするところから始めます。

真っ黒の画面を消しゴムで消して行きそこに浮かび上がるイメージを
手掛かりにして描きます。素早くイメージを掴めることもあれば、何も見えてこないこともしばしばあり、そん な時 は鉛筆の加筆と消去を繰り返します。画用紙に浮かび上がる黒やグレーの形はまるで影のように見えることからこれ を「影像」と呼んでいます。
 
或る時、絵のイメージで「風景」を意識しました。制作では少し霞んでいましたが画中に遠景が見えるようでし た。 その後少しずつ手探りで描いた絵は、しばらくしてそれが自分自身のヴィジョンであると気付きました。

通常ヴィィジョンとは「展望」「幻影」などを指します。私の場合は制作を通じて見えてくる「画面上の空間」 を指 します。その空間は架空のモノですが、どこか地震と共鳴するように感じられました。それは未来の事と云うよりも 過去の出来事がきっかけになっているからでしょうか。

・・・過去の出来事とは、例えば風景の色彩であったり、響きあう虫の音であったり、擦れ合う皮膚の感触で あった り、浸透する陽射しや湿気など、自分自身の身体の記憶から引き出されたものではないかと考えます。

制作では画面上のメチエと私自身のイメージとの接点を探すようにして
”影像としてのヴィジョン”を描きたいと考えています。

 
                                 2021.6  大家 泰仁






■大家泰仁(おおや やすひと)

1965年 大阪市出身
1993年  武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業


個展
1998.6   かねこアートギャラリー(京橋)
1999.2     小野画廊ぎゃらり−81(京橋)
2010.3     なびす画廊(銀座)
2011.4    
なびす画廊 (銀座) 
2012.4    
な びす画廊(銀座)
2012.10   調布画廊(調布市)

2014.11   なびす画廊(銀 座)
2015.10  
なびす画廊(銀座)
2018.9     画廊楽(横浜)
2020.3     藍画廊(銀座)

グループ展
1998-1999   多摩うるおい美術展(パルテノン多摩/多摩市)
1999.6         昭和シェル現代美術展(目黒区美術館/目黒区)
2013.8         武蔵野美術大学通信教育過程絵画コース教員作品展
      (武蔵野美術大学鷹の台校G-FAL/小平市)
2015.9-12    宮本三郎記念デッサン大賞展
      (小松市立宮本三郎美術館/石川県)(宮本三郎記念美術館・世田谷区)
2016.2       「二月のおくりもの」おおや泰仁、小野寺湖 二人展(なびす画廊/銀座)
2016.6       「ドローイングとは何か?」第6回全国公募入選作品展(ギャラリー志門)
2019.4-5     アートハウスおやべ現代造形展(アートハウスおやべ/富山県)
2021.1         WALK THE LINE 6 線に生きる作家たち(ギャラリー志門/銀座)





大家泰仁:影像/ヴィジョン No.3 300×3000mm 


           



大家泰仁:影像/ヴィジョン No.4 318×410mm