篠田優 写真展

  「有用な建築」


   

 


会期=2021年1月21 日(木)、22日(金)、23日(土)、28日(木)、29日(金)、30日(土)
会場=表参道画廊 + MUSEE F
時間=13:00-18:00(最終日16:30まで)
主催=明治大学大学院理工学研究科 建築・都市学専攻総合芸術系、表参道画廊   

     




    展覧会の中止とオンラインでの展示公開につい て

 1月21日(木)から予定していた篠田優写真展「有用な建 築」は、首都圏での新型コロナウィルスの感染拡大に鑑み、中止することといたしました。
 なお同展の展示風景につきましては、近日中に以下のサイトからオンラインにて配信を予定しておりま す。

 
 https://shinodayu.hatenablog.com/

   
 観覧を予定していた皆様には誠に申し訳ありませんが、何と ぞご理解くださいますよう、お願い申し上げます。
 
                 明治大学理工学研究科総合芸術系
                           表参道画廊


                          令和3年1月


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      会期・時間および観覧方法の変更について

「篠田優写真展」は、最近の新型コロナウィルス感染症拡大の傾向に鑑み、下記のとおり会期・ 時間を変更し、日時指定の予約制・入替制で実施いたします。


              記

会期・時間:
2021年1月21日(木)、22日(金)、23日(土)、28日(木)、29日(金)、30日(土)
各日13:00〜14:30、15:00〜16:30、17:00〜18:30。
最終日のみ、13:00〜14:30、15:00〜16:30。【入替制、定員各回10名】

予約方法:
以下の項目をご記入の上、以下の予約専用メール・アドレスまでお申し込み下さい。追って確認メールを返 信いたします。

・氏名
・メール・アドレス
・観覧ご希望の日時 *第2希望までご記入下さい。

予約専用メール・アドレス:kuraishiken09@gmail.com

お願い: 新型コロナウィルス感染症予防のため、来観者のみなさまには以下の点についてご協力頂きますよう、お願いいたします。また検温により、37.5℃以上の方 にはご覧いただけません。混雑の状況により、入場制限を行う場合もありますので、ご了承下さい。

・検温
・マスク着用と咳エチケット
・手指の消毒
・人との距離を十分にとること
・会話を控えること
・壁、作品への接触を避ける
・来館日時の記録に協力する

以上、どうかご理解とご協力のほど、お願いを申し上げます。

主催者:明治大学理工学研究科総合芸術系
表参道画廊




 展 覧会概要

篠田優は長野県出身、現在東京を中心に活動を行っている写真家です。本展覧会では、篠田が2017 年より継続的に撮影している長野県松代町に取材した写真群から、太平洋戦争末期に建設された大本営跡の壕内に残された掘削痕を黒白フィルムで撮影したシ リーズ、壕の掘削時に搬出されて投棄された「ずり(廃石)」をカラーフィルムで撮影したシリーズを出展 いたします。

篠田は、2015 年から現在まで三浦半島、房総半島に残された本土決戦用の陣地を含む遺構群を、大型カメラなどを使用して取材してきました。本展出品作はそれらの写真群の 延長線に位置づけられています。

精細な描写によって写真のもつ記録能力を活かし、徐々にその数を減らしつつある戦争の痕跡をアーカイブ するような写真群は、写真における記録の限界や、写真の発展とも重なり合う近代という時代へと、問いを 発するための手がかりとなることを期するものでもあります。

この機会に是非ともご覧ください。


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〔作家テキスト〕


砕かれた岩は、その肌理に光が関係して、さまざまな表情をあらわにしている。ぬめるような光沢や明暗が 成す鋭角な線。そうした形状はダイナマイトを用いた発破や削岩機での掘削によって生じた。どちらにせよ 人の手によるものだ。一九四四年から敗戦まで、昼夜を問わない工事は、徴用工たちの死など考慮されるこ ともなく、つづけられた。

わたしは、誘導灯、そのひとつひとつの前で立ち止まってみる。レリーズを押し込むと、シャッターが開 く。壕のなかは静かだから、その音はいつもより大きく聞こえる。再び押し込んでシャッターを閉じる。 シャッターの速度は、いかに短くとも、この世界において始点と終点のあいだにある
長さをもった、時間である。つまり、瞬間といっても、それは時間である以上は、概念的な「点」のような ものではない。シャッターが二度、金属音を鳴らすそのあいだ、わたしはそこに立ち止まっていた。

立ち止まるとき、その灯りは、わたしを前に進ませるためのものではなく、岩肌やそこに刻まれた痕跡をよ く見るためのものとなる。写真が立ち止まりの表象化であるとしたならば、そのフレームのなかで、光のも つ意味は、転轍される。おそらく、その光とは「とまれ、みよ」とつぶやく声だ。

                                                             (展覧会掲示テキストより抜粋)








出展作 品数

黒白写真11 点、カラー写真12 点(予定)





作家プロ フィール

篠田 優 / SHINODA Yu

1986 年長野県生まれ、現在東京都在住。
2010 年上智大学 経済学部 経営学科 を卒業後、2013 年東京工芸大学芸術学部 写真学科を卒業。
現在、明治大学大学院理工学研究科建築・都市学専攻総合芸術系に在籍。主な受賞歴に、2012 年 EINSTEIN PHOTO COMPETITION X2 岩渕貞哉賞、2013 年塩竈フォトフェスティバル写真賞大賞がある。


〔個展〕
2020 「抵抗の光学」(リコーイメージングスクエア東京 / 東京)
   「 wakes」(表参道画廊 / 東京)
2019 「wakes」(ととら堂 / 神奈川)
   「text」(Alt_Medium / 東京)
2018 「Voice(s)」(からこる坐 / 長野)
   「航跡図」(Alt_Medium / 東京)
2017 「See / Sea」(ニコンサロン / 東京・大阪)
   「ひとりでいるときのあなたを見てみたい(Alt_Medium / 東京)
   「写真へのメモランダム」(Alt_Medium / 東京)
2016 「Medium」(trace / 京都、ビルドスペース / 宮城)
2015 「Medium (six or forty photographs)」
                 (平間写真館 TOKYO / 東京)

〔グループ展〕
2020  「imshow」(Alt_Medium / 東京)
2017  「信濃美術館クロージング ネオヴィジョン新たな広がり」
                 (長野県信濃美術館 / 長野)
2016  「(PERSONAL)DOCUMENTS PROJECT」
                 (Gallery Sijac / 韓国)ほか


〔出版〕
『Medium』(発行: 塩竈フォトフェスティバル)

〔WEB-site〕
http://www.shinodayu.com/










©篠田優




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