History of Exposition
2003.7〜2004.04




 

山形忠正
2004.4.(sun)〜4.17(sat)       

芸大油画修了後助手を勤め、現在は私立高校、絵画教室等の講師を掛持つ。制作の時間がない中、今回は初心に戻り作品に向かったと言う。社会人として国際社会の持つ不公平さや異文化の理解等、置かれた立場から日頃感じていることを反映させた作品になりそうだ。



 
▲SEIシリーズ2004 その身


   
 

阿部岳史
2004.4.5(mon)〜4.10(sat)       

無意識に刷り込まれた身の回りの品々のイメージのずれをテーマに木彫作品を制作している。昨年の表参道画廊での個展では、実物と見間違うかのようなテレビやポケットテッシュの作品を発表したが、今回は自動販売機などをよりイメージ化した作品となりそうだ。手探りの感覚が楽しい。



 



    
 

三輪社
2004.3.22(mon)〜4.3(sat)       

東京造形大学彫刻専攻2年生 田村幻、上原卓朗、斎藤智史の3人による展覧会。新制作展入選や信州美術会賞受賞など、また何気ない情景から繊細な心情までも表現していく制作への地道で誠実な取り組みがみられる。



 





    
 

はなくそ5人展
2004.3.15(mon)〜3.20(sat)       

表参道画廊との2会場での展示。今春多摩美術大学の油科と工芸科を卒業する5人展。インスタレーション、平面、立体とあり、鉄の巨大作品は初めての戸外展示になるかも。アツイ発表になるという。



 

    
 

イシロジュンコ展
2004.3.4(thu)〜3.13(sat)       

芸大油科を卒業してから着々と作家活動をつづけるイシロ。上野の並木の木漏れ日をその漂う気配までもキャンパスに封じ込めた作品からスタートし、セゾン主催の廃校での展示では作品自体を燃焼させ、場と存在の関係を問いかけるインスタレーションを発表するなど現代美術の難解さと明晰をもちあわせた作品からは観るものへの問題提議が切々と感じられる。



 

 

野津晋也展
2004.2.23(mon)〜3.3(wed)       

鳥取大学農学部を卒業後東京芸術大学絵画科に入学し、同大学院を修了。過去の個展『はしご』『憂鬱なる棲家』『タライの旅』に一貫してみられる野津の作品の根底に流れるものは一体何であろう。溺れる孤独。今回『水浴』というタイトルの個展では、ただ漠然と連続する世界を仮に断ち切るために「扉」を置いてみる、という。現代人の心理に迫るような描写が野津の世界を創り出しているのかもしれない。



 

 

コバヤシ麻衣子展
2004.2.16(mon)〜2.21(sat)       

キャラクターを扱いながらもキャラクターでないと言う小林。子供からお年寄りまで心に残る作品をつく   っていきたいという。厚手の木版に彫刻・彩色する。ひとをイヌ型とネコ型によく大別されるが、コバヤシ   はウサギ型?。



 

 

鷹見明彦企画 
《 limits & Re-define 》
- 制限と(再)定義

2004.2.3〜2004.2.14(Sat.)

時間:12:00〜7:00pm 日曜祝祭日休廊 
会場:表参道画廊+MUSEE F
    http://www.omotesando-garo.com/home.html

参加作家:高柳恵里 水野圭介 下薗城ニ。


ヒトが他者や物象をそれと見分けようとするとき、反射的な認知作業が行われる。名前や呼称がよび出され、自分(主体)にとっての意味が表示される。しかしながら世界が外部に現れるものである限り、認知は、いつも不一致の可能性をともなって、絶え間ない修整のためのフィードバックをくり返す。 高柳恵里や水野圭介は、日常を構成するツールや記号への慣性をそれぞれの攻略で洗い直し、世界との関係を再定義する。漂う視線をはね返すビルの壁面をフィックスする下薗城二の写真もまた・・。それらは、いつも「始まりの始まり」(ウィトゲンシュタイン)に立つことを要請する世界に応えようとする意志を伝える。  鷹見明彦(美術評論家) 

 



  merric brettle exhibition
2004.1.26〜2004.1.31
      


オーストラリア出身。絵画、彫刻と日本語を専攻し、2000年にメルボルン大学を卒業し来日。2001年から文部省給費留学生として東京芸術大学に留学。現在同大学大学院在籍。インターフェース(接点)というコンセプトを制作のテーマとして異なる文化の接触やグローバル化を考察するという。


 


    
  CHARITY BAZAAR 2003 for WWFJapan
2003.12.7(sun.)〜12.10(wed.)
12:00-5:00 最終日3時
      


 WWF世界自然保護基金 チャリティセール 作家活動に密接に関わる自然への感謝を込めて開催する恒例のチャリティセールも3回目をむかえる。今年、当画廊およびMUSEE Fで発表した作家作品を中心に出品。現代美術を身近なものとしてもらう好機会として評判を呼んでいる。同時に作家ファイルなども閲覧できる。作家リクエストがある場合は、ギャラリー事務所までご一報くださいませ。皆様のご来廊を心よりお待ちしております。


 


  Family展『H』
2003.12.1(mon.)〜12.6(sat.)
12:00-7:00
      


東京工芸大学芸術学科写真科1年在籍のグループ展。「H」から始まるタイトルをそれぞれ設定して7人が発表する。若々しい視点と大人への入り口までの道行きを感じさせる勢いが見られそう。
http://www.omotesando-garo.com/home.html


 



    
  WEATHERING HEIGHTS -嵐が丘-
TATTAKA a.k.a. TAKAHASI Tatuo solo Exhibition

2003.11.17(mon.)〜11.29(sat.)
12:00-7:00
      


TATTAKA a.k.a.TAKAHASI Tatuoは、詩的言語の表象可能性について、少女性、都市論、ストリートカルチャーなど今日的主題を作家自身の私的経験をベースに様々な引用、リミックス、再解釈をへてビデオ、絵画、写真などで表現してきた。今回の新作は、イメージとしての『嵐が丘』から着想し、同時にアンドレ・テシネによる映画『ブロンテ姉妹』に対するオマージュでもある。3人の女性の絵と映像作品を軸に、風景画とオブジェを展開する。また、高橋は世田谷経堂にてギャラリー・カフェappelを運営している。


 



         
  Muneharu Tokura
BURIAL PROJECT
PHASE-1

2003.11.9(mon.)〜11.15(sat.)
12:00-7:00
      


『埋設計画:その1』と題された今回の個展は、作家十倉宗晴の{ Peace Keeping Project}の第一歩と位置づけられている。20世紀は戦争の世紀と言われ、21世紀への期待は早くも裏切られ世界各国で双方が対立する悲劇が生み出されている。1200℃の超光熱溶解炉の中から生まれる十倉の作品は世界に向けて報道される灼熱地獄そのままを表現しているという。今、アートは何を訴えられるのか。


 


  鈴木奈緒展
2003.11.3(mon.)〜11.8(sat.)
12:00-7:00
      


昨年夏につづいて当廊2回目の発表。都市の風景を切り取ったような映像は、作家の視点の奇抜さに感心するかもしれない。シャープな構成と洗練された反射光は、都会に生活する人々に活力を与えてくれそうだ。海外取材の成果が見られそう。


 


    
  浅羽昌二展
2003.10.20(mon.)〜11.1(sat.)
12:00-7:00
      


ヴィジュアル・アート、映像作家をめざし、2001年より発表を開始する。人間の身体的な特徴から、日常の視点というのは意外なほど単調である、ことに気づき、カメラという「入力」と映像という「出力」の位置関係を組み合わせ、日常的な認識の世界と異なった空間に身体の存在を意識してもらいたいそうだ。


 




  吉野裕展
2003.10.13(mon.)〜10.18(sat.)
12:00-7:00



多摩美術大学彫刻科出身。『この展覧会では、瞬間接着剤を手の酸を媒体として空間に立ち現れて、貯蔵、循環するような形と浮かび上がるドローイングというイメージを頭に置き制作した。』ガラス瓶、銅管、木材、瞬間接着剤等を素材とした立体作品5〜6点を出品予定。


 




  もとはし遙展
2003.10.6(mon.)〜10.11(sat.)
12:00-7:00
      


今春の上野の森美術館でのVOCA展に出品。カンヴァスに描かれた油彩画は、軽やかにまたせつなく水彩画のようなドローイングのような印象。そこに描かれた風景は、現実に出会えた光景だったりするが作家のこころの奥深くに沈みこんでは浮遊する色彩の舞いのようである。


 


  企画展《LOOP&ECHO》
-環りとこだま-

2003.9.22(mon.)〜10.4(sat.)
日祭日休廊 12:00-7:00
      
http://www.omotesando-garo.com/home.html



美術評論家・鷹見明彦氏による企画展第2弾。
人間は、ことばによって人間でありえている。 他者とのコミュニケーション以前に、自己の思考や内面と外界との交信を通じて。ことばが意味不明になる人格崩壊の兆候や症例に教えられるのは、ふだん目覚めているときも夢を見ているときにも、濫用されていることばの人間的な生存にとっての意味深さである。  こころの奧処に湧きでる回文や転文のテキスト、文庫本のページ折りや栞(しおり)、消しゴム細工に微細な作品を紡ぐ福田尚代。遠く夜間飛行の視度に映る点灯や地平線の灯に、闇に明滅する音声が文字へと変わる閾のことばを描く森山晶のダークネス・ペインティング。人間の小宇宙内に宏がる宇宙空間とのメビウスの輪のような環りとこだま。ムその銀河系の星々のひかりであることばの原質を、言語表現とは別なサイトからリスペクトしようとする精錬に開かれる世界がある。          鷹見明彦(美術評論家)          


 
▲森山晶

▲福田尚代

▲福田尚代


  企画展《SYNAPHI-連系》
2003.3.11(tue.)〜3.22(sat.)
日祭日休廊 12:00-7:00
      
http://www.omotesando-garo.com/home.html



美術評論家・鷹見明彦氏による企画展。
SYNAPHAI(シナファイ)は、ギリシア語で「連続」を意味する語。脳の神経組織をいうシナプスの語源でもあるが、固定された実体ではなく、内外と連係して可動し変化するエネルギーの回路がイメージされる。 プラトン立体や黄金比、フィボナッチ数列などの生成の法則とロウソク列の燃溶プロセスの相克に、光として現前し去りゆく時間の相を変奏する渡辺好明。世界をさまざまな音が振動する場として捉え、その状態を周波数センサーや振動する鏡面に反射されたレーザー光線の運動に置換する装置によってモデル化を試みる志水児王。ここでは連鎖しながら系を成し可変していく世界への、光と音というエレメントをめぐるそれぞれのアプローチが、どのように近接し、また乖離しているかが照応される。                         鷹見明彦(美術評論家)


 
▲渡辺好明

▲志水児王


  白展
2003.7.21(mon.)〜7.26(sat.)       

多摩美術大学を中心にした美大生のグループ展。テーマを「白」とし、そこから自由にコンセプトを 探り制作したと言う。
メンバーは、堀智映、石田英士、吉原陽子、福澤卓馬、森田秋子、山本彌の6名。 初めての発表も多く、楽しい展示となりそう。

 






  羽原美由起展
2003.7.14(mon.)〜7.19(sat.)       

「『赤繪』- 赤は好きな色で、その存在感と少し威圧される感覚をテーマにドローイングで描き進め、カンバスに取り組みました。」
作品の色彩とバランス感覚は、平面におとし溜め込むセンスが感じられる。

 




 


佐藤純展
2003.7.7(mon.)〜7.12(sat.)       

新聞記事から社会的トピックスを取りあげ、紙にパステルで制作を続けている。記号化されたタイトルは、その事象が人々の記憶に残す唯一の手がかりになっているのだろうか。時間の流れをさかのぼり 脳裏に蘇る描写はリアリティを感じさせるにちがいない。


 




  大友香奈展
2003.6.30(mon.)〜7.5(sat.)       

『切りとられた四角い空を部屋に飾り
 時々は窓を着せかえたりしながら
 むこう側を ぼんやり眺める毎日です。』
とある倉庫の窓に惹かれてから、「窓」をテーマに制作、インスタレーションを続ける大友。四角く切り取られた世界のこちら側とむこう側に見えるものは・・・。

 




  ECHO-INTERNATIONAL EXCHANGE OF CONTEMPORARY ART
2003.6.23(mon.)〜28(sat.)       

現代美術の国際交流活動をしているECHO が、スコットランドの映像作家スー・グリアソンを招いての合同展覧会を開催する。美術作家であり、社会生活者を意識したメンバーの視点から国境を越えた相互理解のエコーを伝播させる。エコーのメンバーは、エサシトモコ、丸山芳子、本多真理子。表参道画廊と同時開催。